一時期はとても流行ったマイニングですが、現在も続けている方は少ないのではないでしょうか(苦笑)
そんな中で私が実際にイーサリアムをマイニングしている現在の損益や意図を全て公開します!
現在のマイニング市場を具体的にイメージして頂けると思います。
今からマイニングを始めようか迷っている方は判断材料にしてくだい(笑)
マイニングの現状
以前に流行ったマイニングの時期に比べ、今はとても厳しい状況にありあります。
マイニングの難易度(デフィカリティ)と必要なハッシュレートは高くなり、報酬額は下がっています。
また、将来価値がゼロになるリスクもあるので『仮想通貨選び』も重要なポイントです。
私が『イーサリアム』を選んだ理由
私が数ある暗号資産(仮想通貨)から『イーサリアム』を選んだ理由は将来性です。
イーサリアムは最後のハードフォーク『セレニティ』を控えています。
今までのイーサリアムから『イーサリアム2.0』へ大きくグレードアップするため、価格の爆上げを期待しています(笑)
また、実際に世界的企業が実用化に向け研究しているという事実も将来性があると考えています。
マイニングPCの構成と購入費用
私が実際にマイニングしているPCの構成をご紹介します。
- GPU:Sapphire Radeon RX570 × 6枚
- MB:AsRock H110 PRO BTC+
- CPU:intel Celelon G3900
- メモリ:G.SKILL DDR4-2400 4G
- 電源ユニット:Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB 1200W PLATINUM
- OS:HiveOS
- ストレージ:USBフラッシュ 8G
- ケース:メタルラック
- 電力計:ELPA EC-05EB
ポイントなどを差し引いて当時の実質購入価格は12.4万円(苦笑)
実際のマイニングの『損益を計算』(汗)
それではマイニングの損益を計算してみます。
現在のマイニング稼働状況
現状はこんな感じで稼働しています。
ハッシュレート : 183.6 MH/s
使用電力 : 821 W/h
電気代単価 : @ 21.38 kWh
マイニング量 : 約 0.015 ETH/日
イーサリアム価格 : 約 23,000 円(2020年5月)
マイニング損益の計算方法
マイニングの計算は1ヶ月のマイニング量から電気代を引いて算出します。
当然、イーサリアムの価格によって変動するので2020年5月26日現在で計算。
【 1ヶ月の損益 = ①1ヶ月のマイニング金額 ー ②1ヶ月の電気代 】
①1ヶ月のマイニング金額 = 0.015ETH × 30日 × 22,000円 = 9,900円
②1ヶ月の電気代 = 821W/h × 24h × 30日 ÷ 1,000 × 21.38円 = 12,638円
1ヶ月の損益 = ①9,900 ー ②12,638円 = ▲2,738円
はい!今はマイナスですね!
先ほどお話しした通り、イーサリアムを掘っているのはハードフォークなどによる爆上げをねらっています(苦笑)
イーサリアム価格が約 28,100円を超えるとプラスに転じます。
爆上げなのでそれ以上の価格を想定しています(だいぶ先になりそう、、)
マイニングPCなどの購入費用を忘れないように!
私のようにマイニングPCを購入したり、部品を追加で購入した時は、当然その費用を回収してからが利益になります。
もし月々5,000円の利益が出たとしても、私は12.4万円を回収すると25ヶ月目から実際のプラスなので注意が必要です。
【ちょい+α】電気代は当然安い方が良い!
月々の電気代はエリアや使用量、電力会社によって異なります。
24時間稼働しっぱなしのマイニングは大きな電気量になるので、少しでも単価が安い方が利益が出やすくなります。
電力小売自由化で電力会社選べるようになり、最適な電力会社を探すには『電力比較サイト エネチェンジ』がおすすめです。
ただし、キャンペーンで安くなっているケースも多いため、使用する期間やキャンペーン内容も精査して判断しましょう。
将来性を考えたマイニングを楽しみましょう!
現在のマイニングで毎月利益を出すことは非常に厳しい状況です。
ビットコイン専用マシンのASICだと利益が出る可能性はありますが、莫大な初期投資費用が必要なのでおすすめできません。
そのため、今からマイニングをする時は月々の収益だけではなく『仮想通貨の将来性』も重要なポイントになることを忘れないでください。
それでは、人生を楽しみましょう!