【HiveOSの導入方法】を画像35枚でわかりやすく解説します!

HiveOSの導入方法

マイニングをする時におすすめのOSは【HiveOS】一択です!

PC3台目まで無料で使えて、遠隔操作の管理ができる優れものです。

ただ、ネットで調べても【HiveOS】の情報は少ないので、使いたいけどどうしたらよいかわからない方も多いでしょう。

そこで今回は【HiveOSの導入方法】を画像35枚でわかりやすくご紹介します。

この記事を読んで今日から『HiveOS』でマイニングを始めましょう!

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『HiveOS』の導入に必要なもの5つ

『HiveOS』の導入に必要なもの4つ

HiveOSを導入する時に準備するものはたったの5つです。

  • 通常のPC(HiveOSダウンロード用)
  • マイニングPC
  • ディスプレイ(導入時のみ)

  • キーボード(導入時のみ)

  • USBメモリ(8G)

  • インターネット回線

『ネットに繋がるPCと考えたら2台』のみあれば大丈夫ですね(笑)

ディスプレイとキーボードは導入時のみ必要なので、他のPCの使い回しでOKです。

USBメモリは8Gで充分なので、それ以上あっても意味はありません。

また、HiveOSにはSSDやHDDなどのストレージは必要ないのも嬉しいですね。

事前に知っておきたいワード

『HiveOS』では独特のワードを使います。

私も知らなくて混乱したので事前に覚えておくと良いです。 

  • ワーカー = 各マイニングPCのこと
  • ファーム = 複数のマイニングPCのグループのこと
  • フライトシート = マイニングするプログラム
  • マイナー = マイニングソフト

 

では早速【HiveOSの導入方法】をご紹介します。

ちなみに文中の【〇〇】はクリックボタン『〇〇』はサイト内の文言を表しています。

導入1:『HiveOS』のアカウントの登録

まずは普通のPCを使ってこちらのHiveOSのTOPから右上の【Sign In】をクリックしてアカウントを登録します。

HiveOSのサインイン

下部の『登録』をクリックして登録画面へ移動します。

登録画面へ

上から『Eメール』『ログイン』『パスワード』を登録します。

ちなみに『ログイン』アカウント名として利用されます。

入力後に『登録』をクリック。

アカウントの内容登録

ここで2段階認証の設定画面になりますが、後から登録できるので一番下の『I will do it later』からスキップして次に進みます。

2段階認証

チュートリアルの動画を見ることができますが英語です(苦笑)

すぐに進みたい方は右下の【Start】をクリック。

チュートリアル

この画面になればひと段落です。

管理画面

『〇〇farm』の大きな□をクリックして初期設定に入りましょう。

導入2:『HiveOS』の初期設定

次は『HiveOS』の初期設定をして、インストール後に紐付ける準備をします。

ワーカー(マイニングPC)の登録

右上の【+】をクリックしするとリストが現れるので、その中の『ワーカーを追加をクリックします。

ワーカーとはマイニングPCのことで、PCごとに名前を付けて管理します。

ワーカーの追加

マイニングPCの『名前』だけ入力して右下の【追加】をクリックしてください。

ちなみに名前は『Rig』とするとカッコいいらしいです(笑)

マイニングPCの名前の登録

この画面になれば登録完了です!

ワーカーの登録完了

ここの『RIG_ID』と『RIG_PASSWORD』は後から使うのでしっかりメモしてください!

ウォレットの登録

マイニングの報酬を受取るウォレットを事前に登録しておくと便利です。

右上の【+】をクリックしたリストの中の『ウォレットを追加』をクリックします。

ウォレットを追加

マイニングする『コインの種類』をリストから選択し、報酬を受取る『ウォレットのアドレス』を入力、そのウォレットに『名前』を付けて右下の【作成】をクリックして登録します。

新しいウォレットの登録

ウォレットをいくつか利用する場合は、事前に登録しておくとリストから選ぶだけで変更できるのでとても便利です。

→【ウォレットにおすすめの取引所】はこちら

フライトシート(マイニングプラン)の作成

マイニングする細かい方法を『フライトシート』として事前に登録しておくことができます。

それでは『フライトシート』のタグをクリックして登録してみましょう。

フライトシート

右側の『フライトシートを作成する』をクリック。

フライトシートを作成する

『マイニングするコイン』『ウォレット』『マイニングプール』『マイナー(マイニングソフト)』『フライトシートの名前』を選択して右下の【フライトシートを作成】をクリックします。

フライトシートの登録

ちなみに今回はイーサリアムで作成しており、マイニングプールのサーバー選択は一番近いエリアを選びましょう。

登録が完了すると、一番下にシートが現れます。

フライトシートの登録確認

事前にいくつか登録しておけば『フライトシート』を変更するだけで設定を変えることができます。

導入3:『HiveOS』の入手と設定準備

『HiveOS』を入手するには ①ファイルのダウンロード ②USBメモリにファイルをコピー する必要があります。

『HiveOS』をダウンロード

こちらからTOP画面に戻って『HiveOS』のダウンロートをしていきます。

画面右上の『Install』をクリックしてダウンロードサイトへ行きます。

インストール

『GPU』横の【ZIP】をクリックしてZIPファイルをダウンロードします。

解凍したイメージファイルは後から使うので、コピペして保存しておいてください。

ZIPファイルのダウンロード

結構時間が必要で、私は6分ほどかかりました(苦笑)

USBメモリへ『HiveOS』をコピー

USBメモリ

USBメモリへ『HiveOS』のイメージファイルをコピーするには専用のソフトを使う必要があります。

USBメモリ(8G)を準備する

準備したUSBメモリ(8G)をPCに接続してください。

事前にフォーマットして完全に初期化しておきましょう。

また、安いものや相性で使えないケースもあるようなので、その時は別のUSBメモリへ変えてみるといいでしょう。

コピーソフトの『HDD Raw Copy Tool』をダウンロードする

USBメモリに『HiveOS』のイメージファイルをコピーするソフトの『HDD Raw Copy Tool』を下のURLカードをクリックしてダウンロードしてください。

Just a moment...

TOP画面はこんな感じ。

HDD Raw Copy ToolのTOP

中段右側の『HDD Raw Copy VER.1.10 Setup』をクリックしてダウンロード開始です。

HDD Raw Copy Toolのダウンロード

ダウンロードしたファイルを開いてインストールを実行してください。

USBメモリへ『HiveOS』のイメージをコピー

『HDD Raw Copy Tool』を開いたら下のような画面になります。

ここからは同じような画面で操作ミスが多いので注意して進めてください。

私も何度も間違って迷宮入りしたことがあります(苦笑)

それではまず、リストの一番下の『FILE』をタブルクリックします。

FILEの選択

ダウンロードしていた『HiveOSのイメージファイル』を選択して、右下の【開く(O)】をクリック。

HiveOSのイメージファイルを選択

『FILE』が『HiveOSのイメージファイル』になっていることを確認して、右下の【Continue>>>】をクリック。

HiveOSのイメージファイルを選択2

『USB』をクリックして選択してから、右下の【Continue>>>】をクリック。

USBを選択

このような画面になるとあと少しです。右下の【START】をクリック。

HiveOSのコピースタート

USBメモリのデータが上書きされてなくなるけどいい?と警告がでるので【はい(Y)】をクリックするとコピースタートします。

警告

グリーンのバーが右まで行けばコピー完了です!

HiveOSのコピー完了

そのまま『HDD Raw Copy Tool』を閉じてUSBメモリを取り外してください。

導入4:『HiveOS』をマイニングPCへ紐付ける

『マイニングPC』にHiveOSを入れた『USBメモリ』を差して電源を入れてください。

ちなみにこの時だけディスプレイキーボードが必要です。

※Windows10は不要なのでSSDやHDDははずしておいてください。

こんな画面がザッと流れていきます。

HiveOSのセットアップ

ここまでくれば安心です!『エンター』を押してマイニングPCを紐付けます。

HiveOSの紐付け

先ほどメモした『RIG_ID』と『RIG_PASSWORD』を準備してください。

ワーカーのIDとpassword

まずは『RIG_ID』を入力して『エンター』を押します。

RIG_IDの入力

次は『RIG_PASSWORD』を入力して『エンター』を押します。

RIG_passwordの入力

『Set rig password as system? (Y/n)と表示がでたら『Y』『エンター』を押してマイニングPCへ紐付け完了です!

それでは通常PCからWEBで『HiveOS』にログインして確認しましょう。

導入5:BIOS画面になる時の対処方法

BIOS画面

マイニングPCの電源を入れるとBIOSの画面になってしまうケースがあります。

これは起動時にUSBメモリを最優先でブート選択していない状態です。

マザーボードの説明書を見て設定してください。

  1. BIOS設定画面で『Advanced Mode』を選択
  2. BootでUSBの起動順位を1に選択
  3. CSM(Compatibillty Support Module)を有効にする
  4. F10ボタンや出口を押して設定を保存&再起動

無事に起動したらWEBで確認しましょう。

導入6:『HiveOS』でマイニング開始!

通常PCからWEBで『HiveOS』にログインして『フライトシート』を確認しましょう。

使用する『フライトシート』の右側に【ロケットマーク】が表示されますのでクリックしてください。

一番上は『現在稼働しているフライトシート』が大きく表示されています。

フライトシートのロケット

『概要』の右上のBOXに数字が表示されたらマイニング成功です!

ちなみにBOXは各GPUを表示しており、数字は上から『温度』『ファンの回転率』『ハッシュレート(MH)』となります。

HiveOS稼働

マイニングにおすすめな『HiveOS』導入のメリット

Windows10など他のOSと比べて多くのメリットがあります。

  • マイニングの管理・設定変更を全て遠隔操作で可能(WEB操作)
  • マイニング専用のOSなのでWindowsは不要

  • SSDやHDDのストレージは不要

  • マイニング専用のOSなので稼働も安定

  • 多くのマイニングマシンを一元管理できる

  • マイニングマシンをグループ(ファーム)ごとにも管理できる

  • 仮想通貨やマイニングソフト(マイナー)の変更も簡単

  • マイニング専用マシンASICにも対応

  • セットアップ時以外は通常ディスプレイ不要

  • 日本語に対応

これで『HiveOS』を使わない理由がなくなりましたね(笑)

→【HiveOSがおすすめ】のくわしい記事はこちら

【ちょい+α】イーサリアムのマイニングソフトを比較

【ちょい+α】イーサリアムのマイニングソフトを比較

イーサリアムのマイニングソフトといえばClaymore(クレイモア) ですが、私はPhoenixminer(フェニックスマイナー)に変更しました。

実際に使って比較すると一目瞭然!

       【Claymore】→【Phoenixminer】

ハッシュレート: 181.4MH → 183.6MH

   消費電力:    835W → 825W

    手数料:    1.0% → 0.6%

【HiveOS】はマイニングソフトの変更も簡単なので、すぐに比較することができて快適です。

→イーサリアム【マイニングソフト10種類をランキング】はこちら

→【2020年イーサリアムがおすすめの理由】はこちら 

『HiveOS』で快適なマイニングライフを!

『HiveOS』で快適なマイニングライフを!

HiveOSは本当に高機能で使いやすいOSです。

マイニングする仮想通貨もソフトも多数対応しているので、全て一元管理できて安心です。

一度使うと他のOSには戻れません(笑)

皆さんも是非『HiveOS』を導入して、ストレスなく快適で効率的なマイニングをしてください。

 

それでは、人生を愉しみましょう!

→HiveOSの【基本的な使い方】はこちら